楽しい夏休み。
お出かけやお祭り・花火大会など色々な計画を立てていると思いますし、夏ならではの体験をしたり新しいことにチャレンジをしたり、さらに今年は1年遅れの東京オリンピックが開催されて特別な夏休みになるでしょう。

楽しい夏休みですが、しっかりと勉強も計画的に進めていかなければいけません。

充実した夏休みを過ごしていくためにも、学校から出されている課題や1学期の総復習・苦手対策などに計画的に取り組んでいくようにしたいですね。

夏休みだからこそ時間を有効利用した勉強をして、メリハリのある生活リズムで過ごしていきましょう。

目的やポイントをおさえて学ぼう

夏休みは学校から夏休み帳・日記・プリント・自由研究などの課題が出されています。

せっかくの夏休みだから勉強を休みたい…、と思う気持ちも分かりますが、夏休みだからこそ伸びるチャンス。

ただ単に課題をこなしたり何となく勉強をするのではなく、目的や意味をもって勉強をするとより効果的だと思いますので、小学生の夏休み学習のポイントを考えてみたいと思います。

課題が出されている意味を考えてみると夏休みの勉強も充実させていくことができ、夏期間に伸びる学びを実践することができるでしょう。

小学生

これまでの復習やまとめ

夏休みの勉強の軸はこれまでに学んできた範囲の復習や理解度の確認です。

学校がある時は毎日授業が進んで宿題もあるので、本当に自分が勉強した内容を理解できているか分からないまま進んでいきます。夏休み期間は学校授業もないので、これまでの範囲を振り返って基礎をしっかりと固めていくことができる期間なのです。

これまで授業で勉強をしたことをちゃんと理解できているのか確認をして、理解できていない単元はしっかりと学びなおして理解度を上げておくことが必要です。

夏休み前までに勉強をした内容は夏休み中に定着させておくこと。

どこでつまずいているのか、理解不足はどこなのかを確認して対策をしていきましょう。

学習習慣を身につけよう

長期間の休みなので、勉強も計画的に進めていくことが求められます。

学校の課題はきちんと休み中に終わらせなければいけませんし、自由研究や工作など日数が必要になる課題もありますので、なるべく早め早めに終わらせるようにしていきたいですね。

勉強を一気にやってしまうのもいいですが、毎日決めた時間に勉強をする計画を立てることで自然に学習習慣が身につきます。時間を有効に使うことができる休み期間なので、計画を立てて学習習慣を定着させていこう。

学習計画はゆとりをもって無理のない計画を立てていくのがいいでしょう。最初に立てた計画通りにいかないこともあるので、その場合は臨機応変に計画を立て直していくようにしたいですね。

また、これまでの自宅学習の環境や習慣を振り返って、良いことはそのまま継続して改善した方がいいところは夏休み期間を利用して直して、よりよい学習環境・学習習慣をつくっていきましょう。

疑問点を解消して意欲を向上

復習をしたり学校の課題を解いていると「これはどうしてなんだろう?」「なんでだろう?」という疑問に出合うことがあります。

普段はそう思っても時間がなくてそのままになってしまうようなことでも、夏休みはじっくりと時間を使って調べたり疑問を解決することができます。

今までわからなかったことが「分かった!」という体験は嬉しいものですし学習意欲の向上につながります。

また、「分からないことは自分で調べて解決をする」という気持ちも引き出すことができ、より勉強に対して前向きな姿勢で取り組んでいくことができるようになると思います。

時間を有効的に活用して疑問に思っていることを解決していこう。

勉強法や自学自習の向上

夏休みは学校から課題が出されていますが、自分のペースや計画で進めていくことになります。

自分で考えて時間帯、場所、学習量、進め方などを決めることができますし、学習方法や教材なども自分に合わせた学習スタイルで取り組んでいきます。

計画通りにいかなかったり、思うように進まないこともあると思いますが、試行錯誤して自分なりの取り組み方や勉強法を見つけるとても良い機会です。

自宅での学習方法を身につけて、どのような取り組み方や進め方がいいのかを夏休み期間を利用して考えてみましょう。

苦手は解消、得意はさらに伸ばす

これまでの復習を実践して、苦手単元や苦手意識がある科目は基礎から対策をして学力を積み上げていきましょう。

授業がないからこそ自分の弱点・苦手にしっかりと向き合っていくことができますし、時間があるので苦手のモトとなっている単元から学びなおすこともできます。

例えばタブレット教材や通信教育では、これまでの理解度を確認して苦手をあぶりだし個別の対策をすることができますし、一人ひとりの得意・苦手に合わせた講座で学習をすることもできるので夏休みの学習におすすめ。

これまでの苦手を解消して、得意はさらに伸ばしていく学びを夏休みで取り組んで、自信をもって2学期以降の学習につなげていこう。